男性客をマッサージする女性セラピストの悩み

男性嫌いな女性セラピスト!?

女性セラピストである私は、男性のお客様が少し苦手です。

いえ、正直、相当苦手でした。

ただ、私のサロンでは、男女どちらのお客様もいらっしゃるので、「なんとか男性のお客様への苦手意識を克服したい。」そうも思います。

そこで、この記事を借りて、一度本気で〝なぜ私はこれほど男性嫌いなのか〟その理由を整理してみようと思いました。

おそらく、私と同じようなお悩みを抱えている、女性セラピストや整体師の方もいるかもしれないので、ご参考いただけるようなものになれば嬉しいです。

女性セラピストが多いマッサージ店舗を経営されている店長さんや、オーナーさんなどにもご参考いただける点があるかと思います!

男性のお客様のメリット

オーナー(男性)からは、男性のお客様の5つのメリットについてよく説明されます。

  1. 優しく寛容
  2. 他店へ浮気しない
  3. 施術効果にうるさくない
  4. よく寝てくれる
  5. お金がある

たしかに、理屈ではそうなのですが、実際はクセが強い方がけっこうと…(^^ゞ

男性のお客様が苦手な5つの理由

まず、私が女性セラピストとして、男性のお客様に苦手意識を持つ理由を5つに整理してみました。

  1. 体が大きい、威圧感
    …女性はこじんまり
  2. 攻撃的な雰囲気、空気感
    …女性は柔らかく、温かな雰囲気
  3. 高圧的な話し方
    …女性は受け身で包容感がある
  4. 怖い
    …女性は存在自体が優しい
  5. 変態さん
    …(>_<)

※世の男性の皆さんごめんなさい。優しい方が多いのは理解しています(__)

5つ上げてみると、女性のお客様と比較している自分に気がつきます。

しかし、感覚などの問題はどうしようもありません。今までの人生経験や家庭環境などからも、人それぞれの感覚には違いがありますよね。

今の感覚を変えていくしかない。…慣れしかない!

男女とも来店されるお店でお仕事させていただいてからは〝男性にも慣れていこう〟と、自分なりに努めてみました。

しかし、どうにもこうにも受け入れられないのは変態さんです。

~完全個室サロン~

私が働いている店舗は、完全個室のアロマサロンです。しかも、隠れ家なので、空調さえ通っていない本当の個室です。話し声さえ外にもれないような空間で、紙パンツ一丁の男性と2人きり…という空間でリンパマッサージを施しています。

私が出会った変態さん…

私の出会った変態さんで、特に印象的だった2人の方のお話しをさせていただきます。

腸腰筋!?

一人目はスポーツをされていた30代の方です。

サロンでお仕事させていただいて数か月のころでしょうか。担当することになり、その頃、体に筋肉のしっかりとついた方を施術したことがなく、先輩方に注意点や施術のやり方を何度も確認していた頃です。

始めて施術に入った時は、その大きな体をなんとか楽にしなければと、傍からみても、精一杯やってるなという感じだったかもしれません。そこが気に入られてしまったご様子で…さほど間を空けずに、指名で来店されました。

その方は、とにかくよくしゃべる。そして、こちらのことも聞きたがる。さらに、まめに褒める。

「やりにくいな~」と思いながら施術しました。隙あらば顔をのぞきこんでくる。

変な方だなあ…なんか気持ち悪いなぁ…と思いながらの施術でした。

スポーツをしている方なので、筋肉の部位の名称などに詳しいようで、もっともな説明をしながら、最初の頃は〝前モモ〟が辛いから施術してほしいとのことでした。

この段階では、「基本的に男性には前モモはやりません」と断わりながら、辛い時間を何とか消化しました。

しかし、またも来店。

とにかく、モモが痛いので、他はやらなくていい位の感じだったので、足を使うスポーツだから前モモが痛いのは変な意味からではないのかな…、そんなに辛いならやらないと悪いかな…と、できる範囲で前モモの施術をしました。

しばらくしてまた来店。

今度は腸腰筋が辛いとのこと。またもや、最もらしい理由を言いながら「とにかくそこが痛くて辛い」と言われ、胸にじんわり不快感を感じながらも痛いといわれたら、出来る限りやるしかないと施術。

しかも筋肉に興味があるという話から、太もものあたりを撫でられて、気色悪かった。

やはり、またもや来店。

前回同様、腸腰筋が辛いとのこと。鎖骨のあたりをトリートメントしていると、変な声がもれて、手が股間のあたりにいっている。

アウト…です。腸腰筋の施術もお断りしました。

風俗に行けないから…

2人目は60代?70代?80代?の男性です。

お部屋に案内し、着替えの終わった頃ドアを開けると紙パンツもはかずに裸で寝ていました。自前のタオルをお持ちで、大事なところはタオルをかけて隠していました。

この方もよくしゃべるしゃべる。自慢話が止まらないようです。マッサージもあそこをやってくれここをやってくれと指示が飛び、俺は特別なんだと特殊な感覚をお持ちのようでした。

新人の私に、いろいろ教えてやるとはりきっている様子。男女の体の仕組のかなり詳しいことを熱く語っていました。「面倒だからかけていたタオルもとってやってほしい」というのを何とかお止めして、あちこち痛いという場所をマッサージしました。

高齢の方だったので、多少の下ネタは仕方がないな~と、その時間をやり過ごそうと思っていたのですが、言っていいことと、悪いことはあると思います。

かなり詳しい男女の体の仕組を語られました…不快以外の何ものでもありません。

それはまだいいとしても、お店の中でも軽い下ネタだけで終わらせるスタッフ、ディープな話をするスタッフと分けているそうです。

はい。私はディープな方。理由は結婚していることと、子供がいること。「結婚してない方や出産していない方にディープな話しできないだろ~」とのこと。いや、どっちもしないでください。

ここまでは、どす黒~い気持ちが胸に沸いただけでしたが、とどめの一言が効きました。

「俺、風俗には行けないからさ~」

アウトです!

そのときは60分の施術だったかと思いますが、次からは、120分で私のことを指名すると言って帰られました。

しばらく私を落ち込ませたできごとです。

変態に合わないセラピスト

サロンで仕事を始めた1年近いほどの期間、変態さんにときどき会いました。

男性が苦手といっている私が、変態さんと対峙するのは相当な衝撃でした。その度に先輩方のアドバイスをいただいたり、無理です!とオーナーに詰め寄ったり、変態さんの存在にジタバタしていました。

しかもそういう変態さんに指名されたりしてしまう。何故!?

何故ジタバタする私を指名する!?そこに何がある!?

私は若いわけでもなく、見た目に華があるわけでもありません。(これを自分でいう勇気を考慮ください)そんな私が、何故変態さんに狙われてしまうのか。

ただ、その一方で。

どうやら、他の女性セラピストの方には、『変態に合わないという方達もいる!?』という事実に少しずつ気が付いてきたのです。

私と、同じ女性セラピストとして、同じ店舗にいながら、一方は変態に合い、一方は変態に合わない。

つまり…

そこに何かがあるはずです!

そこで、

その合わない女性セラピスト達に共通する何かを抽出してみたところ…

共通する点が3つありました。

それが

  1. 強気
  2. 話しまくる
  3. ベテラン感

です!

ルックスじゃない

変態に合わない女性セラピストの方達のルックスのレベルですが、正直、けっこう高めです。つまり、『ルックスじゃない』のです。

変態対策に有効な3つの法則

ここでは、実際に私が働いているサロンで、変態被害に合うことなく平然と働いている、女性セラピストに共通する3つの法則について説明いたします。

1、強気

変態さんは自分を受け入れてくれそうな優し気な人を好みます。優しい雰囲気はセラピストには必要ですが、時として、強い態度でいることも必要です。

体調を整える

心と身体が健康に整っていることも大切です。自信を持った発言や態度は、心と身体のバランスが保たれていないとできません。セラピストの皆さんも、ストレス解消やボディーメンテナンスにも気を付けてください。

2、話しまくる

変態さんは自分のことを話すのが大好き。自分のこと、してほしいことをペラペラと話します。こちらがまくしたてるように話をして、相手に話すスキを与えなければ、相手は満たされません。余韻を楽しんでいる感じもするのでそのスキも与えない。変態さん以外にこれをすると問題になるかもしれません。

プライベートを知る

変態に合わない女性セラピストの方達のお話しをよくよく聞いてみると、かなり男性客のプライベートな情報を引き出していることに気が付きます。住んでいる地域、職種、会社、友達などなど、かなり具体的な情報を引き出しながら、『そこに自分の知人もいる』『誰々さん知ってますか?』などと、プライベートに迫っていきます。

3、ベテラン感

私が観察したところ、変態さんは、新人が好き?新しく入ったスタッフはとりあえず指名して試してみます。入って間もなく、まだよくわかってません感を出してしまうと、指名が続く可能性があります。これは数をこなし、貫禄をつけるしかありません。

セラピストとして

私は確かに男性のお客様が苦手でした。でも、セラピストとして努力できる点がたくさん残っていることにも、今回改めて気づかされました。

そして、このような課題を1つ1つ乗り越えていきながら、年月を経ていく中で、いつしか私も〝レジェンド〟セラピストみたくなるのでしょう。

ひょっとしたら、その頃には、たまには変態さんに合ってみたくなったりして!?

いやいや、ならないか・・・

まとめ

いかがでしたか?

今回は、女性セラピストである私が、男性のお客様を苦手とする5つの理由と、実際に私が目の当たりにしてきた、変態対策に有効な3つの法則について整理してお伝えしてきました。

今まで身についた接客スタイルを変えることは、勇気が必要かもしれません(^^ゞ

ですので、「三歩進んで、二歩下がる」位の気持ちで、楽に成長してゆけたらよいですね。

それでは皆さん一緒に頑張りましょう!

最後までご覧くださり、ありがとうございます。

追伸:

許容範囲を超えた変態の方はお断りせざるを得ないものです。ですので始めからムリはせず、まずは、身の安全を最優先としたうえでの対処法としてください。