セラピストが実践するハンドケアと爪やすりのコツを紹介【写真あり】

あなたの手、意外と人に見られていますよ。

手がキレイなセラピストさんは、

「すみずみまでお手入れできている手、マッサージも丁寧なんだろうな〜」

とプラスの印象を与えます。

特に今は手洗いや消毒をする頻度が多くて、より一層手荒れが気になる方が多いと思います。

手は常に外気にさらされているため、乾燥やトラブルがおきやすいパーツです。

ついついケアを怠っていたら、カサついてることってありますよね?

キレイな手を保つためにも、毎日お手入れすることを意識していきましょう(^^)

 

セラピストのためのハンドケア〜基本のお手入れ方法

保湿はこまめに行うことが大事

乾燥や手洗い、消毒を繰り返す中、カサカサ、パサパサになっていく手元…

結構ストレスですよね?^_^;

「お手入れのポイントは、保湿!」

手荒れを防ぐためには、こまめに保湿することが大事です。

手洗い、消毒後はまめにハンドクリームを塗るよう意識しましょう。

それに水を使う時は温かいお湯よりも、温度を低めにした方が乾燥を防げますよ。

このとき水分をしっかりふき取らないと、乾燥につながるので気をつけてください。

ハンドクリームの塗り方・選び方

ハンドクリームを手の甲にとり裏、表とすり込むように丁寧に塗ります。

指一本一本にも、軽くマッサージをするように塗っていきましょう。

指と指の間、手首なども塗り残しのないようすみずみまで、しっかりと!

お悩み別ハンドクリームを選ぶ時のポイント

保湿が気になる方
→ヒアルロン酸・セラミド・コラーゲン配合の手の乾燥を防いで潤いを与えるもの
ひび割れやあかぎれが気になる方
→ビタミンC・ビタミンE配合の血流を良くして肌の再生を促すもの
テクスチャーが気になる方
→しっとり・さっぱり・ベタつかないなど、質感や使用感にこだわったもの

私はハンドクリームの消費が早いので、ドラックストアですぐ購入できるものや、なるべく安く買えるものを選んでいます。
実際使ってるハンドクリームがこちらです。

*プライベート用

普段は塗ったらすぐ家事やパソコンの作業をしたいから、ベタベタしないものを使用しています。保湿力も大事ですが、使いごこちを重視しています。

*仕事用

カサカサ・ザラザラしているとお客様の肌に敏感に伝わるので、重ためで肌をしっかり保護してくれるものを選んでいます。

マッサージ用クリームなので、手のコリをほぐし血行をよくすることも、健康的な手を作れるよう、たまに取り入れるのもいいでしょう。

適切な爪のケアはお客さまの肌を守ります

手のひらをケアすることも大事ですが、爪のケアも同時に行ないましょう。

個人的にはむしろ爪のケアの方が大事です。

お手入れされていない爪は、お客様の肌を傷つける可能性が高く、トラブルの元です。かすめただけでも不快感を与えてしまいます。

ここで爪のケアをしっかり見直していきましょう。

①甘皮の処理

甘皮は無理に引っ張ると、ささくれの原因となるので短く切って、お湯でふやかしたあと、ガーゼやコットンでマッサージするようにオフしましょう。

②適切の長さと形

爪の形はラウンドやスクエアなどいろんなデザインがありますが、セラピストは両橋を丸く整えるようにしましょう。

スクエアタイプはお客様の皮膚を傷つけるリスクが高いので、特に避けて欲しい形です。

適切な長さは、指の先端から爪が出ない程度です。白い部分が見えなくなるほど深く切ってしますと、深爪の原因となるので注意してください。

Before
After
★私のおすすめアイテム「爪やすり」

常にこちらの「爪やすり」を携帯しています。

この仕事を始めて、爪を長く伸ばすことが減ったので、今では爪切りはほとんど使わず、爪やすりだけで整えるようにしています。適度なサイズ感とケースもついているので持ち運びに丁度いいです。

仕事の待ち時間やおうち時間などにスリスリ削っています。

ライターさんご使用は楽天リンクの方です。アマゾンの方は良さげな類似商品です。(多すぎて見つけられず🙏)

知り合いのネイリストさんの話

爪切りに比べて時間がかかりますが、爪の負担を軽減するためには、ヤスリで削るのが良いそうです。

強く擦るのではなく、少しづつ削るのがポイント!

爪を綺麗に整えた後は、ネイルオイルやハンドクリームなどでしっかり保湿するのも、綺麗に保つためには必要なケアだといいます。

 

セラピストになったら、普段の生活の中で特に気をつけてほしいこと

普段の生活で特に気をつけたいのが「料理や掃除をするとき」です。

台所は手にとって危険なものがいっぱい。

  • 洗い物
  • やけど
  • 包丁

など…

そこで頼りにしているものが手袋☆

洗い物をすると洗剤や水で手が荒れてしまうので、『洗い物専用のゴム手袋』を使用します。

食材を切ったり、料理をする時はビニール手袋を使います。

手袋をつけることで、手荒れやケガの防止になるだけでなく、匂いも防ぎます。

例えば、ニンニクやネギなどといった匂いのキツイ食材は、素手で触ると手に匂いがつくことがあります。

下手したら次の日まで残ってるなんてことも・・・これは非常にマズイです^_^;

もっとも鼻から近い、フェイシャルを頻繁におこなうようなサロンでは、もしセラピストの手から、ニンニクの匂いがするなんてことがあったらどうでしょう?

不愉快ですよね?^_^;

むしろ恥ずかしいことです…

なので手の匂いにも十分注意を払ってください。

料理と一緒で、掃除も洗剤や水を使うことが多いので、掃除をする時にも頼りにしたいアイテムです。

ライターさんが使用しているものではありません。アマゾン、楽天それぞれ良さげな類似商品です。

 

まとめ

セラピストにとって手は、気が伝わる大事な導線なんです。

人の身体に直接触れる手は、相手の緊張を和らげ安心感を与えなければなりません。

清潔で健康的な手を保つことは、セラピストして最も重要なマナーだと思います。

日頃の身だしなみの一つとして、これからはもっとハンドケアを大切にしてほしいです(^^)

 

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