未経験からセラピストに転職して1年
未経験からセラピストに転職し1年が過ぎました。
久しぶりに会う友人や新しく出会う方、時にはお客様からも「マッサージって体力勝負だし疲れるんじゃない?」とよく言われます。
それだけセラピストの仕事って大変そうに見えるようです。
そして私の答えはいつも『最初の頃はとても疲れましたが、身体の使い方がわかってくるとそーでもないですよー』です。
が、やはり心の中では…
(でもめっちゃ疲れる日もあるけど!!!!!)
と後に付け足しますが…
ではその「めっちゃ疲れる日」とはどんな日なのか?
私の経験した日々をお伝えします!
私が体験した、4段階での疲れや痛みの変化とは?
1:セラピストデビューに向けて!
研修で疲れる??
未経験からのスタートだった私は、入社先の施術(アロママッサージではなくモミホグシ)を覚える事から始まりました。
まずは大きな筋肉でとらえやすい、大腿〜足裏の練習からスタート。
- しっかり圧をかける(体重圧)
- 筋肉に対して90度に圧をかける(垂直圧)
- 手根を使ったり拇指を使ったり
- 四指と拇指で掴んだり…
私が入社したお店はとても人気のお店で、ほとんどがリピーター客でした。
お客様は〝しっかり効かせてくれる〟このお店を選んで来てくれていたのです。
なので、「強押しに対応できる」が合格基準でした。
この頃の私は、それまでの販売職では使わなかった
- 体幹(腹筋背筋)
- 腕
- 親指の付け根
- 太もも
- ふくらはぎ
など全身が筋肉痛でした…
ただの筋肉痛ならまだマシで、一週間、二週間と同じ所に負荷がかかるとダルさが痛みに変わってきます。
今までの人生で〝一点に集中してを体重かける〟なんてしてこなかったから、そりゃ痛くなるわ、ですよ。
身体が痛くて朝目覚める、なんて日も珍しくなかったです。
2:いよいよデビュー!
お客様と2人きりで疲れる??
いよいよデビューが決まると実際にお客様の待つ個室へ!
それまでは先輩の身体を借りて練習していたので、全然知らない人を触るのはとても緊張しました。
すごく筋肉が硬かったり、脂肪が多くて筋肉がわからなかったり……
最初の頃は、会話の余裕もなくトニカク必死で、終わった後は変な汗と疲れが…
1日の終わりに近づくにつれ体力も少なくなり、最後の最後に強押しのお客様に入ると…もう私の筋肉はプルプルしていました!
知識も不十分だったので、わからない質問をされたらどうしようとか、「もっと強く」と言われたらどうしようとか、今思えば場数をこなすしかないのですが、あの頃の自分はそんな〝不安と緊張の疲れ〟も感じていました。
3:慣れてきたかも!?
お客様にも施術にも慣れてくると、だんだん日々の疲れも軽減してきます!
セラピストとしての生活に身体が慣れてきたのと、リピーターのお客様に対して「ポイント」がわかってきたからです。
そのお客様のポイントがわかると〝良い意味で上手く力を抜く事ができる〟ので楽に施術できるようになります。
4:自分の疲れポイントを知る
セラピストとしての生活に慣れてきたら全く疲れないか?
セラピストに限らず、どの職業の方でも日々の疲れを感じるように、やはり疲れる日は当然あります。
私の場合だと
- 強押しのお客様ばかり入った日
- 寝不足が続いた日
- 腕の疲労が続くと寝違える
- 空調(冷房)のよく効く部屋が続くと脚がむくむ
- お腹が空くと集中できない
というように、だんだん「私はこういう時に疲れるんだ」と自分がわかってきます。
まとめ
セラピストの仕事をしていると、疲れや故障はいつか起きてしまうかもしれません。
ですが、それをマイナスに捉えず、その疲れの感覚や痛みの感覚を知れば、同じような症状を持ったお客様とその気持ちを「共有」できます。
自分の疲れや痛みが人の役に立つんです!
やっぱり人って「わかってもらえたら嬉しい」ですもんね。
わかってあげられる人になれるよう、これからも疲れや痛みバチこい!!!!!
で頑張ります!