『私の2年間』アロマセラピスト成長記
アロマトリートメントのお店で働くようになり、丸2年が経とうとしています。
その前は、エステサロンで仕事していたので、お客様相手にお仕事させていただくのは4年になるでしょうか。
趣味程度の始まりから、ガッツリとサービス業をするようになるまで、あっという間の月日でした。
今現在は、ご指名してくださるお客様や楽しみにしてくださっていると伝えてくださるお客様に出会うことができ、本当にありがたく、幸せに感じています。
まだまだ未熟さを痛感することも多い私ですが、始まりの始まりの自分に比べれば、今の私は成長できていると思います。
自分の中の成長なので、周りの方との比較ではありません。あくまで自分の中の成長です。
振り返って思うことは、どんなことでも始めてから始まるということです。
当たり前ですが、いつも大事なことだな~と思っています。
どんなことでも始めの一歩(1ミリ、1センチ、10センチ、半歩)から、始まるということです☆
始まり~セラピストになるまで
私の始まりは、ハンドマッサージを覚えて家族にやってあげられたらいいな〜。
という〝ふわっとした思い〟から始まりました。
今は、朝から夜までお客様に施術をして、お金をいただいています。
始まりがあってこそです。
アロマトリートメントのやり方を、一から教わるところから始めて。
はじめてのお客様に施術をしたこと、それぞれの反応。はっきりと覚えています。
毎回が勉強で学びになりました。
施術デビューのとき
はじめてアロマトリートメントデビューをした日、一人目より2人目、2人目より3人目と、だんだんと順番が整理され、慣れていく感覚を覚えました。(申し訳ないとも思いつつ(^.^))
ボディケアのデビューのときも、お1人目のときは、ぎこちなさがあったかもしれません。(お客様ごめんなさいね(^^ゞ)
2人目3人目となると慣れてきますが、3人目のお客様が、ガタイがよくて全身ガチガチの男性のお客様で、ご満足いただけなかった印象でお帰りになったのを覚えています。
自分の中で大きな学びでした。ガタイの良いガチガチのお客様が次に来たときは、必ずやリベンジで「気持ちよかった」と言わせてみせると。
〝心に決めた〟のを覚えています。
それにはどうしたら良いのかと、先輩方に相談したり、YouTubeの動画を参考にしたり、体を借りて試してみたり。
リベンジのとき
そのお客様も数ヶ月後またもややってきて、私が担当だとみると微妙な顔をされました。
しかし、私は心の準備は万端で
あなたを待っていましたという感じでしたので、全力で施術をしました。
前回とは違い、「ゴットハンドですね!」と言われ、心の中でガッツポーズをしました。
その方は、それ以来ご指名くださっています。
この方以外にも、ほぼ毎回のお客様にたいして学びがありました。
気づきと成長
成長は急激にはおこりません。
少しずつ繰り返すことで、気づきがおこり成長するのだと思います。
目の前で起きた問題は、自分への気づきのプレゼントだと思い、次に同じことが起きたときはどう対処するのか…と想像し、準備をしておきます。
自分の行動でしか気づきはおきない!ので…
自分が体験させていただいたお客様の症例を、ありがたく心の中にストックし、次は前回よりも良くなるように…と繰り返していきます。
最近知りましたが、気づくということ自体、意外とできていない人もいるようです。自分の価値を下げて、否定してしまうと、目の前のせっかくの気づきを見逃してしまうことがあります!
ネガティブなことがあったときこそ、成長のチャンスです。
私は『転んでもただでは起きない』という言葉がすきです (笑)
前回よりも次、次と、大きな変化や成長を期待するのではなく〝ほんのすこし〟微かに成長していければ、今よりも次は良い自分になっていると思います。
周りには「遅いな〜」と思われているかもしれません。
ですが、自分のペースをかえるのも少しずつしかできません。
ちょっとでも反省点を探す!
お客様に対してのサービスも同じです。
前回の反省点を考えて次の準備をします。
例えば、前回〝アロマの心への作用〟のお話しを、興味を持って聞いている様子であれば、次は、
- 前向きになりたいとき
- 明るい気分になりたいとき
- 心静かになりたいとき
- 落ち着きを持ちたいとき
等の、いくつかのバリエーションでお話を用意しておきます。
用意が空振りのときもあります。
そのときは、次回の課題です。
用意したものが、ぴったりハマったときは面白みも増します!
リピーターのお客様に、何度か当たるときは、毎回、何かしら前より良くなっているように考えます。
思いつかないときもあります。
たとえば、
- 前回よりも声のトーンを明るくする
- お部屋の温度を前よりこまめに変える
- 相槌をもう少しキレよくしてみよう
とか、本当にちょっとのことです。
私の整体の先生
私には、整体の先生がいます。
その方も、整体のお店をやっていて、何ヶ月も先まで予約が一杯の方です。
前に、先生に教えていただいて、凄い良いことだぁ、と思ったことがあります。
「対峙した相手は、誰であろうと、自分の家族だと思って接するんだよ」
その通りだと思い真似っこしています。(難しいよね…(^^ゞ)
最後に
こうして、セラピストとしての2年間を振り返ってみると、あ、私って意外と頑張ってるかも…(笑)と、改めて気がつきます。
そういえば、右の前腕の屈筋がバキバキになっていたなぁ(ほぐしたら楽になった)
これもまた気づき?(笑)
では、では、皆さまも、身体をケアして、日々の施術に良い気づきを☆