触診の勉強におすすめの本~整体師セラピストの独学に◎
こんにちは。
講師セラピストのミナミです。
当記事では、私が14年の整体師歴の中で学びを得てきた本の中から〝特におすすめ〟の4冊をご紹介いたします。
今までにも、何冊か整体の独学にオススメの本をご紹介してきましたが、今回は『触診編』です。
触診は、整体の基本です。
個々の筋肉や、関節、骨など、
普段何気なくアプローチしている〝身体の作り〟を正しく理解することは、整体師、セラピスト、エステティシャンとして上達を目指す上で、最も大切なことです。
身体の作りへの理解が深まると、自然と手技も深まってくるのです。
しかし、
ただ、本を読みながら、筋肉や、関節、骨の名前や神経支配を勉強することには、あまり意味がありません。
そのような、テストありきの勉強では〝頭で、平面での記憶〟となるため、知識と実際の施術が連動せず、テストが終わると忘れてしまうからです。
ですので、触診を通して、体で理解することが大切なのです。
触診しながら直に学んだ感覚は、実際のお客様への施術で活かすことができるため、忘れるどころか、施術を通して〝より深まっていく〟ものです。
そのため、『触診こそ、整体の基本なのです』
基本が最も大切なんです☆
しかも、触診は、独学での勉強にも最適です。なぜなら、自分という人体を通して学べるからです!
おすすめランキング-Best,4【触診編】
1:ボディ・ナビゲーション
価格 | ★★★(3.0) |
---|---|
読みやすさ | ★★★★☆(4.5) |
上達スキル | ★★★★★(5.0) |
数ある触診の本の中から〝どれか一冊〟おすすめするならこの本を選びます。さらに、無数にある整体の本の中から、整体師・セラピスト・エステティシャンへの〝最初の1冊〟として、心からおすすめできるのもこの本です。緻密で丁寧で印象に残る〝豊富な図〟と情報がキレイにまとまり、洗練されたわかりやすい解説は、触診の実践を極めて協力にサポートしてくれます。ボディ・ナビゲーションは、全米のマッサージ学校でも教科書として採用され続けている実績ある1冊です。 改訂版としてボリュームアップされた本書は、多くの治療家、美容家にとって最良の一冊となるでしょう。
2:骨格筋の形と触察法
価格 | ★★☆(2.5) |
---|---|
読みやすさ | ★★★☆(3.5) |
上達スキル | ★★★★★(5.0) |
医療機関の現場で働く理学療法士の〝本物の人体解剖を見たい〟という希望から生まれた一冊です。本書の最大の特徴は、図ではなく『写真』つまり〝献体(死体)〟からリアルな解剖を学べる点にあります。絵や図もわかりやすく補完されています。医療従事者の臨床上の疑問に応えるための書として、十分な見ごたえがあります。触診を極めたい、整体師、セラピスト、エステティシャンに大変おすすめしたい本です。解説も緻密で〝他の本にない〟ような内容まで学ぶことができます。触診の2冊目を探す方には、この本がイチオシとなります。充実の改訂第2版です。
3:筋骨格系の触診マニュアル
価格 | ★★★(3.0) |
---|---|
読みやすさ | ★★★★(4.0) |
上達スキル | ★★★★★(5.0) |
本書の特徴は、筋肉と骨の触診だけでなく、トリガーポイントとその関連痛パターン、ストレッチなど、個々の筋肉に関連した、幅広い領域の内容まで記されているトコロにあります。整体師、セラピスト、エステティシャンが現場で遭遇するであろうあらゆる場面を想定して、個々の筋肉の触診~お客様のご自宅でのストレッチなどのセルフケアまで、触診すべき筋肉に関連する形で学ぶことができます。触診を網羅的に学びたい方へは、筋骨格系の触診マニュアルがおすすめとなります。改訂新版(第2版)です。
4:クリニカルマッサージ
価格 | ★★★(3.0) |
---|---|
読みやすさ | ★★★★(4.0) |
上達スキル | ★★★★★(5.0) |
こちらもセラピストの定番書です。私は持っていないのですが、多くの手技療法家が本書で学びを得ています。ボディナビゲーションorクリニカルマッサージのどちらかを持っている方が多いように思います。体感的には、クリニカルマッサージを持っているセラピストの方が多い気がします。内容的には盛りだくさん系です。ボディナビゲーションより充実していて、筋骨格系の触診マニュアルよりは薄い感じでしょうか。
番外編1〜上下2冊組
2冊で1組なので、番外編としました。
また、私自身未購入なので番外編という事情もあります。内容的には、おそらく日本にある触診の本でトップクラスに学べる本だと思います。
けっこう前の話ですが、都内へ行くときは、新宿の大きな本屋によって、整体関連の良書を探して帰るのが楽しみの一つでした。
一通りの専門書を読み終えた頃、2冊組の本書を見つけました。
手に取り、今までのどの触診の本よりわかりやすく、「凄い本が出てきたな」そう思い、すぐ欲しくなりました。
予算的に、また触診の本はすでにけっこうあったため、即買いはせず現在にまで至ります。
番外編2〜特別な1冊
モーションパルペーションとは、動的な触診のことです。対して、スタティックパルペーションとは、静的な触診のことを言います。
X線診断が主流のアメリカにおいても、今日改めてモーション・パルペーションによる診断の重要性が注目されてきていると言います。
『脊柱モーション・パルペーション』この本を知らない、カイロプラクターはおそらくいないでしょう。
1985年4月に第1版第1刷が発行された本書は、カイロプラクターの間で〝まさに神の本〟といっても大げさでないくらい、誰もが憧れ、擦り切れるほど読み返した〝特別な1冊〟だと言われています。
私も憧れ購入しましたが、カイロ専門書だからか古いからか、深く学び尽くせた感はなく、購入直後に刺激を得たら、あとは今のところ手元にあるだけ止まりです。
ボディワークセミナー開催中
- 本で学んだことを、身体に定着させたい
- 本での独学と併用して多くの人を触診したい
- 独学する時間がないから、集中講座で学びたい
- 先生の手技に触れながら、効率よく成長したい
などなど、たしかに触診は独学が大切ですが…
『はたしてこれで合っているの…?』など、実際進めていく中で不安や疑問が出てくるものです。
そんな方のために、当サイト主催の〝ボディワークスクール〟のご紹介です。
まとめ
最後に簡単にまとめてみますね!
整体師・セラピストへ
オススメの触診の本
- 最初の1冊
→ ボディ・ナビゲーション - 触診の本の2冊目
→ 骨格筋の形と触察法
1冊目として、初級者から中級者にかけて幅広くおすすめなのは、やはり「ボディ・ナビゲーション」ですが、「筋骨格系の触診マニュアル」「クリニカルマッサージ」でも、もちろん多くのことを学ぶことはできます!
この3冊は、お好みでOKです☆
- 洗練された一冊が良い方は
- → ボディ・ナビゲーション
- 情報量が多い一冊が良い方は
- → 筋骨格系の触診マニュアル
→ クリニカルマッサージ
と、いった感じですね!
どれも本当に良い本なので、迷い過ぎて勉強が進まないよりは、どの本でも良いので、まずは手元に置いて実践してみることが何より大切ですよ☆
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