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ロミロミ(lomilomi)を応用したオイルトリートメントの手技
ハワイアンマッサージで有名な、ロミロミ(lomilomi)を応用したオイルトリートメントの手技をご紹介します。
当スクールでは、『うでロミ』と呼んでいる5つの手法です。
- 腕回し
- 引き回し
- 押回し
- 交互回し
- クロスエルボー
ひょっとしたら、ロミロミ(lomilomi)と似たような流れもあるかもしれませんね。
では、さっそく、『うでロミ』5手技のご紹介です!
『うでロミ』5手技
難しく見えますが、ヒジ圧に慣れている方なら、以外とスムーズにできるかと思います。
強くも弱くも調整可能で、術者にも受け手にも気持ちよく、見た目の演出効果も高いので、オイルマッサージをされる方はぜひお試しください!
1:腕回し
- 手掌で、肩~手の平まで流す
- 手の平を圧迫
- わきを閉め、自然にヒジが触れながら、腰~肩へ戻る(背中位からでも大丈夫です)
- 肩あたりで自然に手掌に戻る
もっとも、基本的な腕回しの手法です。
いかに、腋を狭く閉めることができるかが、ポイントですが、私のように肩幅が広い方には、限界があるので、無理せず、背中あたりからでも大丈夫です!
2:引き回し
- 腕回しの流れで、腕を回らず、背中を回します。
- 引き込むときに力を入れ、押し流すときは脱力します。
撮影時、引き回しを忘れてしまいました(__)
3:押回し
- 引き回しの反対回しです。
- 押し込むときに力を入れます。
- 引き込むとき(戻り)は、★印(小円筋)のあたりで効かせられたらベスト。
肩甲骨の外側部、小円筋のあたりを、ヒジで狙うのは少し慣れも必要かも。
4:交互回し
- 右手と左手を、交互に押回しします。
- 上体を左右に揺らし、肩甲骨の上角へシッカリ引っかけるように。
身体(重心)を揺らし、肩~肩甲骨の上角までシッカリアプローチしましょう。上手くできると、施術者にも気持ち良い技ですよ!
5:クロスエルボー
- 片ヒジ(尺骨)を、後頭骨(天中~完骨)にセット&牽引圧。
- 片ヒジ(尺骨)は、肩甲骨上角を牽引圧&押回し。
- 強押しの場合は、後頭部と肩甲骨の上角で持続圧を加えても良い。
弱めの方の場合、後頭部のヒジをスライドさせて、手掌圧迫に切り替えましょう。
まとめ
思ったより、スッとできる技です!
ただ、尺骨(しゃっこつ)を使うためには、いかに脱力できるかがポイントになります。
流れるようなロミロミ(lomilomi)のイメージで、重心移動で気持ちよく動いてみてください。
手の平からヒジ、ヒジから手の平と自在に繋げるようになりましょう!