うまいセラピストを指名したいけど…
どんな風に指名すれば良いの?
指名を切り出すタイミングは?
名前の聞き方は?
などなど、以外と悩むところですよね。
そこで、当記事では、うまいセラピストを指名する3つのコツをお伝えさせていただきます!
私は、業界歴14年となる現役のセラピストです。
これまでに10店舗以上に渡り、整体・リラクゼーション業界で修業を積み、現在は自分のサロンも運営しています。
ですので、指名の仕方に悩むお客様に対して、指名を受けるセラピストの側からみた、業界の裏事情まで含めてお伝えさせていただきたいと思うのです。
こんな風に指名してくれたらいいな…
という、セラピスト側からの声の中にこそ。
こんな風に指名できたらいいな…
の答えが、きっとあるはずです!
それでは、ご一緒に見ていきましょう。
うまいセラピストを指名する3つのコツ
- まず名前だけ押さえておく
- 予約の際に伝える
- もし、誰々さんがいれば
まず名前だけ押さえておく
まず、名前だけ、できればコッソリ押さえておきます。
しかも、できれば複数押さえておけたらベストです。
複数の〝うまいセラピスト〟の名前を押さえるためには、何回か、お店を利用しなければいけません。
ですので、もし、リクゼーションや整体を利用するペースが、一か月に一回程度か、もっと少ないなら、お気に入りのセラピスト一人だけでも悪くはないでしょう。
しかし、週1や、一か月に2回など、ある程度定期的に利用される方は、始めは、少し大変ですが、できれば複数の〝うまいセラピスト〟を見つけるようにしましょう。
※もちろん、様々なお店で探すのも良いと思います。
なぜ、その場で直接、名前を聞かないで、コッソリ押さえた方が良いのか?
それは、あとで調子が悪くなったり、後で冷静になったら失礼に感じる発言に〝ムカムカ〟してきたりすることがあるからです。
施術直後などは、興奮が残っていますので、セラピストへの感謝を込めて「お名前は?」などと、つい聞いてしまいがちです。
しかし、名前を聞かれたら、セラピストからしても『次回指名してくれそうだな』と感じてしまうものです。
実際、後日また、リラクゼーションや整体を利用したくなったときにお客様としても『あの時、名前聞いちゃったしな…』と余計な気を使ってしまうものです。
指名しなかった場合、お店で顔を合わせると少し気まずい感じになりますよね。
ですので、本当に、そのセラピストを指名したいかどうかは、次回、改めて判断した方が間違いがない。ということです。
そして、なぜ複数のセラピストを押さえておいた方が良いのか? については、[3.もし、誰々さんがいれば]でお話ししますね。
予約の際に伝える
電話予約なら、電話の際に『誰々さんご指名で』とお伝えしましょう。
ネット予約なら、指名にチェックを入れるだけでOKです。
セラピスト側からしたら、この時、初めて『あのお客様は気に入ってくれていたのか』とわかります。
現場でよくあるのが、こういう風にイキナリ指名してくれた相手をパッと思い出せない…ケースです。
ですが、『誰だろ~』と言いながらも悪い気はしないですし、顔を見ればすぐに思い出します。
ですので、特に初めての指名をするときは、前回の施術直後に指名予約を入れるのでなく、後日、実際また受けたい気持ちになった時に、指名予約を入れるようにするとよいでしょう。
※セラピストは毎日多くのお客様を施術してます。2回目位で『前回と同じ感じで』と言われても正直困る場合もあります。それに身体は生ものですので、できるだけ毎回きちんと今日のやってほしいイメージを伝えると良いでしょう。
もし、誰々さんがいれば
「もし、誰々さんがいれば~」という位の、軽い気持ちで指名すると良いと思います。
お店全体にお世話になっているという態度や感覚を常に忘れないようにした方が得策です。
なぜなら、5年10年働くセラピストは、圧倒的に少数だからです。
リラクゼーション・整体業界自体を辞める人もいますし。
今のお店を辞める人もいるでしょう。
ですので、お気に入りのセラピストと共に心中しないようにする必要がある。ということです。
[1.まず名前だけ押さえておく]で、複数のセラピストの名前を押さえた方がベストだと言ったのは、こういう理由からです。一つのお店で、複数のセラピストをキープするのは、気が引けるかもしれませんが。
歴2~3年以上のセラピストになれば、特に気にするようなことではないので、何も心配いりません。
※歴1年以内の初級セラピストには気にする人もいるかもしれないので、そういう時のために、常に、複数キープが私の整体・リラクゼーション業界の活用法であるというスタンスでいましょう。
同じお店内で、複数キープするポイントとしては。
- 誰々さんは、足つぼが上手い
- 誰々さんは、腰が上手い
- 誰々さんは、夜いてくれる
- 誰々さんと話すと、スッとする
など、セラピストごとの良いところを押さえておくとよいでしょう。
また、一人の店で、一人のお気に入りのセラピストを見つけるのも良いと思います。
その場合でも、セラピストの職人魂へ配慮して、できるだけ職域と被らない感を出してあげると良いでしょう。
お気に入りのセラピストがある日突然辞めていた…
ずっと通ってきたのに…何で教えてくれないの…
と、いうご経験をされたことがある人へ。
私も14年の間に馴染みのお客様に、次のサロンを教えずに辞めてきたことがあります。
今でも、そのお客様たちのことを時々思い出します。
私たちの業界は、基本的にはお店からお客様を引き抜いてはいけません。
技術職としての暗黙のルールがあります。
法的にどうか、と言われたら、法的には選択権はお客様にあるから、よほど前のお店を潰す意図を含むような悪質なケースや、お客様の半数近くが移動してしまい経営に支障をきたすような場合を除いては〝引き抜き〟と言われる状態に、違法性はないとのことです。(弁護士先生によると)
ですが、同業界の経営者は法律の専門家ではありません。
何より、感情を持った人なのです。
経営者からしてみたら、例え一人二人の常連客だとしても、自分が賭けた成果を〝簡単に〟横取りされたような気持ちになってしまうのです。
ですので「引き抜き」として、揉めてしまうケースは実際多々あります。
もし、あなたが、お気に入りのセラピストに裏切られた…という経験があるなら、どうか許してほしいと思います。
私と同じように、そのセラピストも時々、あなたのことを思い出しているはずです。
リラクゼーション業界裏事情
セラピストから嫌われるお客様
セラピストから嫌われる、典型的なお客様の例。
- 女性指名で強もみ希望
- 他のセラピストの悪口を言う
- 首だけ90分
- 常に指図する人
女性指名で強もみ希望
強押し、強もみ希望なら男性希望で~、癒しもケアも両方はズルいという声が多いです。
まあ、気持ちはわかるので、少し配慮しつつ希望を伝えると良いでしょう。
他のセラピストの悪口を言う
これは、悪気なく言っている方が多いので、気をつけましょう。
セラピストからしたら、あまり良い印象はありません。
「手抜きするなよ」と言われているようだし、何だか怖いものです。
※「誰々さん以外でお願いします。」これも、使わざるを得ない時もあるかもしれませんが、セラピストからしたらプレッシャーになるし、できれば除外よりは、指名してほしい…という微妙な心境になります。
首だけ強く90分
度が過ぎます…
セラピストの関節にかかる負担を、どうか少しだけ考えてあげてください。
あの細い指と手首で、この先ずっと施術しなければいけないのです。
常に指図する人
道具ではないのです。
技術職としての顔を潰すほどの頻繁な指図はご遠慮ください。
※合わないときは〝コース変更〟とかでアピールして頂けるとスマートです。
二つの道
高圧的で自己中心的なお客様は、やはりセラピストからも嫌われてしまいます。
たしかに、指名を拒否することはナカナカできません。
※よほど酷い場合は、お店として受け入れ拒否される場合はありますが。
ですので、多少嫌われても、自己の主張を通すのか。
それとも、長期的なボディケアを視野に入れて、セラピストやお店とベストな関係を築いていくのか。
広い用で、狭い世界…
そう考えると、セラピストの職人意識を立てながら、長期的な理想の関係づくりまで踏まえて、整体・リラクゼーション業界を楽しんでいただくことがオススメではありますが…
最後は、これも一つの選択ですかね☆
「チップは嫌われますか?」「どれ位が喜ばれますか?」
たまに質問されますのでお答えしますね。
通常は、好かれると思います。
ただ、額にもよります。
毎回、毎回、一万円とかは怖いです。
これもある種のプレッシャーになりますので、常識の範囲が良いでしょう。
一回、500円程度でも十分だと思いますし、極たまに、1,000円位渡す程度でも十分だと思います。
〝チップを上げたい位〟そう思えるようなセラピストに出会えたら、チップを上げる上げない関係なく、大切にしてあげてください。
まとめ
いかがでしたか?
【うまいセラピストを指名する3つのコツ。リラクゼーション業界裏事情】と題してみてきました。
普段、気になっても聞けない〝セラピストの本音〟を、ぜひご参考くださいね。
それでは。
どうぞ〝より良い〟リラクゼーション・エステ・整体ライフをお楽しみください☆