スウェーデンマッサージのやり方(手技)を動画で学ぶ今回は、今、大注目の「スウェディッシュマッサージのやり方(手技)」について、基本となる5つの手技を中心に、3つのおすすめの動画【YouTubeユーチューブ】を通して、ご紹介いたします。

前回、スウェディッシュマッサージとは「世界一気持ちいいマッサージの秘密」として、大注目のスウェディッシュマッサージの歴史について、ご紹介させていただきました。

その中で、スウェディッシュマッサージの魅力に触れ、ますます、興味をお持ちの方も多いと思います。

そこで、今回も〝オイルマッサージの専門店〟ハーモニーアロマつくば店と一緒に、具体的な「スウェディッシュマッサージのやり方(手技)」について、みていきましょう!

 

スウェディッシュマッサージのやり方【施術手技の動画.1】

イングランド(イギリス)のストックポートにある、 「All Eyes On You」のサロンオーナー、ケイティメイルズ氏の〝Basic Swedish Back Massage Techniques/スウェディッシュマッサージの基本テクニック(背面)〟として公開されている、スウェディッシュマッサージのおすすめ動画です。

2015年5月24日 に公開されたこの動画は、2017年11月5日現在、すでに 2,519,546 回も視聴されています。

1年で約100万回、それを365日で割ると、1日あたり2,777回以上視聴されていることがわかります。

このことからも、いかに世界中で、スウェディッシュマッサージが注目されているかがわかるのです。

この動画では、6つのスウェディッシュマッサージの手技をご覧いただけます。

  1. エフルラージュ
  2. ペトリサージュ
  3. リーンフォースド・ニーディング
  4. リンギング&ローリング
  5. バナナグリップ
  6. フィギア・オブ・エイト・リーンフォースド・ニーディング

学び方の注意事項

例えば、『6.フィギア・オブ・エイト・リーンフォースド・ニーディング/FIGURE OF EIGHT REINFORCED KNEADING』は、左右の肩甲骨の周りを、8の字を描きながらストロークしてゆく手技なのですが。

初級者の方には、8の字の方向性ばかりを気にしてしまう方がいるかと思うのです。

この動画では、8の字の逆方向の動きのみが、映っていますが、実際では、どちら方向にも動かすことがあります。

今、自分が何をしていて、何のための動き(手技)なのかを常に意識しなければ、それは、マッサージではなく〝踊り〟になってしまいます。

例えば、筋膜の動きを付けるとしたら、その人にとって特に動きの悪い方向性や角度、深度は微妙に異なるので、その人、その時に合わせた方向性はどちらなのか?というように、応用していく気持ちが大切なのです。

 

スウェディッシュマッサージのやり方【施術手技の動画.2】

この動画は〝スウェディッシュマッサージセラピスト養成スクール〟横浜アクアテラスのオーナー講師:笹目修央(ササメノブオ)氏により公開されています。

「とても滑らかで美しいタッチ」が芸術的とさえ言える、男性ならではの繊細さと優雅さが感じられる、おすすめの動画です。

笹目氏の落ち着いた声とスムーズな動きから、改めて、スウェディッシュマッサージに強く惹かれた方も多いのではないでしょうか。

この動画では、3つのスウェデッシュマッサージの手技をご覧いただけます。

  1. エフルラージュ
  2. ペトリサージュ
  3. フリクション

男性セラピスト

笹目氏の動画から〝一流の男性セラピストならではの〟圧の深さと当たりの柔らかさという、両立しがたい動きが絶妙な体重移動により見事に伝わっていることが見て取れます。

前回の記事でも、ご紹介しましたが、スウェディッシュマッサージは、元々は、治療行為として行われていたもので、世界的にみても男性施術者は少なくありません。

このことは、同じく、オイル量が少ない「スポーツマッサージ」にも共通して言えることです。

現在、日本で、スウェディッシュマッサージ専門のサロンやスクールを行っているところでは、男性が主にご活躍されているところが非常に多いのです。

ですので、男性で、何か独自の武器を身に着けたい。他店との差別化を図りたい。という方には、スウェディッシュマッサージは、とてもおすすめです。

治療系のスポーツマッサージのルーツである、スウェディッシュマッサージは、男性のオイルマッサージとして付加価値を高めやすい手技の一つと言えるでしょう。

もちろん、特にリラクゼーション業界では、女性セラピストは男性セラピストより、付加価値(提供価格/ニーズ)が低下しづらいので、専門的なスウェディッシュマッサージの手技を身に付ければ、更なる強みとなることは確実です。

腰はねじり過ぎない

スウェディッシュマッサージの、腰に必要以上のねじりを加えていない動きに着目してください。

腰にねじりを加えると、確かに、テコの要素的に力が生まれますが、継続すると、必ず腰に負担がかかってきます。

その変わり、足、特にヒザの動きをしっかりとつけて行います。

はじめは、上半身のねじりを使用する方が、安易にも感じますが、長期的に考えたときに、腰にかかる負担に大きく差がでてくるのです。

 

スウェディッシュマッサージのやり方【施術手技の動画.3】

スウェディッシュマッサージ業界の第一人者、広橋憲子氏の施術動画です。

略歴:つくば技術大学の非常勤講師(マッサージ担当)として、長年教育の現場にも携わる。北京・ロンドン両オリンピック競泳チーム帯同トレーナー。臨床歴30年。日本マニュアルセラピー協会付属スクール学院長。国外のマッサージを研究テーマに海外留学を多数行う。学会発表多数。

著書:「スウェーデンマッサージ」「ディープティシュー・マッサージ」他

こちらの動画では、以下の7つのやり方(手技)を確認することができます。

  1. バッククロス
  2. ペトリサージュ(スキンローリング)
  3. 肩甲骨内側の母指フリクション
  4. バナナグリップ
  5. 三角筋の把握揉捏
  6. ハンバーガーテクニック
  7. 前脛骨筋のクロスファイバー

いかがでしたでしょうか?

3つのおすすめ動画を比較してご覧いただくと、同じ手技でも、セラピストによって、意外と異なることがおわかりいただけると思います。

そして、詳しくは後述しますが、それこそが〝技術を習得する〟ということに他ならないのです。

 

スウェディッシュマッサージの5つのやり方とその他の手技

1.エフルラージュ

背中の軽擦/Back Effleurage
※手の平~指先などを密着させながら軽くなでさする。

  • 全指を広げて、手掌(シュショウ)をフワリと添え、お客様の組織と馴染ませる。
  • 主として行う領域、(皮膚、脂肪、筋膜、筋肉、静脈、骨、内臓など)へのアプローチ(層)を意識しながら、適切な圧を体重で伝えながら、さらに全指を広げてゆく。
  • 戻る時は、行きよりも軽めの圧で行う。
  • 上記の動きを繰り返す。

エフルラージュは、お客様との最初の接触に用いるため、特に優しく、問いかけるようなタッチを心がけましょう。この手技は、皮膚の緊張を緩め、血流を促し、以後のマッサージへの同線を作ってゆくものです。

2.ペトリサージュ

揉捏(ジュウネツ)/Petrissage
※揉捏:手掌、手根、指などで、圧をかけながら、組織をこねるように揉み込む技術。リズム、圧の強さ、ストロークの長さなどを変えながら、様々なバリエーションを用いることができる。

  • 全指を広げて、手掌(シュショウ)を、お客様の腰と馴染ませる。
  • 両手根などを用いて、脊柱起立筋などに適切に圧をかけながら、ゆっくり、リズミカルに円を描きながら、腰から肩まで上がる。
  • 戻る時は、エフルラージュ同様に、より脊柱付近を、行きよりも軽めの圧で下る。
  • 上記の動きを繰り返す。

円を描く動作は、指先だけで揉むのではなく、身体全体で行う。足は、しっかり大地に根差し(グラウンディングさせる)、特に上半身には余計な力みが入っていないこと。腰~背中全体の筋緊張をペトリサージュにより緩めます。

3.フリクション

強擦(強擦)/Friktion
※手根や、指頭(指先)で強くさする。

  • 両四指を組み合わせて、指を若干開いて、下の指の間に入れた状態にする。
  • 約45度の角度で、斜め下に四指頭で強擦する。

4.バック・クロス

※手根や、指頭(指先)で強くさする。

  • お客様の横に立ち、施術者の反対側の脊柱起立筋に、両手の手掌を、それぞれ少し間を開けた状態にセット。
  • 両方の手掌を少し近づける。
  • 次に、同様に近づけながら、母指と示指の間を狭めて組織が盛り上がるように、つまみ込む。
  • 十字架の形を作る。
  • 両手のつまみ込みをほどき、盛り上がった組織を解放させる。
  • 腰~肩方向へ移動しながら、リズミカルに上記の動作を続ける。
  • 肩甲骨の下角あたりまで進行したら、行きと同じように、ある一定の感覚で、十字架を作りながら腰まで下る。

皮膚及び皮下を主に緩ませることができ、血流もよくなります。

5.バナナ・グリップ

※バナナの形につまむ。つまみながら転がす。

  • お客さまの横たち、両手を対側の脊柱起立筋へ添える。
  • 両母指で、対側へ押し込む。
  • ある程度の所まで、両母指で押し込んだら、今度は、両四指で手前側に引き込む。
  • そのまま、さらに、両母指で押し込むことで、バナナの形を浮き上がらせる。
  • 解放して、リズミカルに繰り返す。あるいは、バナナ状をできるだけ維持しながら、自然に転がしながらほどいてゆく。

6.その他

  • エッジング
  • シィザーリング(S字テクニック)
  • 鋸切状揉捏(キョセツジョウジュウネツ)
  • ミルキング
  • スウィンギングなど

 

より詳しく知りたい方はこちらをどうぞ!

▼【おすすめのDVD】▼

 

ハーモニーアロマつくば店のスタイル

ハーモニーアロマつくば店は〝オイルマッサージの専門店〟として、オープン以来『フリースタイル』のプロフェッショナル集団とのご評価をいただくことが多く、現在当日予約がほとんどとれない状態です。

ただ、上記の基本手技などの基礎的なオイルストロークは履修した上での『フリースタイル』でございます。

『フリースタイル』のご説明として以下の2点をよく用います。

理想のスタイルとは

メッシとロナウド

1例えば、サッカーのトッププレーヤー、メッシとロナウドを見てください。

どちらも、世界最高峰のサッカー選手であることに間違いありません。

にもかかわらず、2人のプレースタイルは大きく異なるのです。

なぜなら、持ち生まれた身体が違うからです。

整体やマッサージも同様なのです。

身体が道具である以上、得意、不得意な動きは必ずあります。

基本を履修した上で、少しずつ、自分流のやり方として身に着けてこそ『本物の技術力』と呼べるものになるのです。

一番大切なこと

2もう一つ、技術力以上に大切なことがあります。

施術者として、セラピストとして、目の前のお客様のために、今、自分に何ができるのか、いただいた時間で、今の私にできるベストのサービスを提供する。

今、目の前のただ一人のため。

過去の技術を集大させ、未来をイメージする時間であり、過去の技術に合わせてお客様を選択するのではないからです。

このあり方こそ、当サロンが『フリースタイル』の〝オイルマッサージの専門店〟としてご評価いただき、発展してきた最大の理由です。

広橋憲子さんいわく

マッサージを仕事として選んだ以上、物まねだけで終わらないようにすることが大事です。

マッサージの世界は、あなた自身の創造性が自由に生かせる世界です。ある意味で芸術(アート)なのです。

ですから、自分の創意工夫で誰にもまねすることのできない自分だけの素晴らしいマッサージを作り上げることが可能です。

そのための素材とヒントを本書ではたくさん提供します。

みなさん自身の頭と手と感性で、素晴らしいオリジナルなマッサージを作り上げてみてください。

スウェーデンマッサージ業界の第一人者である同氏が、ハーモニーアロマつくば店が大切にしていることと、同様の視点をとても大切にされていることが、その姿勢から随所に伝わり、深く共感し尊敬する次第です。

基本の大切さ

本質的なところは上述した通りですが、基礎をおろそかにしては絶対先に伸びる事はありません。

応用的な、自己流のスタイルを確立してゆくまでには、相当数の数の施術を経験することが必要なのです。

一度は、一通りのスウェディッシュマッサージの技術を身に着けておくことが、後日の発展、応用に繋がるのです。

上級者の人ほど、この基礎の大切がわかっているため、自分で教えることと平行して、常にセミナーやスクールに参加して勉強をしていることが多いのです。

初級者の方には、いずれのスタイルでもまずは、はじめにきちんと習得することで、今後の財産になり、大きく伸びしろに違いが出てきます。

スウェディッシュマッサージは、姿勢から入ります。一度きちんとご自身の施術姿勢を振り返ってみていただけたら、末永く、この仕事をご継続いただけるでしょう。

本来なら、セミナーや、スクールに通い直接指導を受けた方が、良いのはもちろんです。

しかし、時間や費用、距離などの制約を受ける方がほとんどなのではないでしょうか。

そこで、今回は、在宅でスウェディッシュマッサージを学ぶために、一番おすすめの本とDVDを最後にご紹介させていただきます。

 

おすすめの本とDVD

前回の記事、『スウェディッシュマッサージとは「世界一気持ちいいマッサージの秘密」』でも、一番おすすめの本とDVDしてご紹介させていただきました。

この本は、スウェディッシュマッサージを身に着けたい方はもちろん、もみほぐし専門店で働いている方にもご参考いただけるポイントが随所にあふれています!

ぜひ、ご参考ください☆

▼おすすめの本▼

▼おすすめのDVD▼

『 追伸 』

やっぱり、一度はきちんと「スクールで直に学んでみたい」という方も少なくないと思います。

そこで、そのような方のために【スウェディッシュマッサージの資格スクールについて】次回以降、国内~海外留学まで総まとめにてご紹介させていただきます。

ぜひお楽しみに!