今回の記事は、22歳で脱サラし自宅サロンを開業し、今年で7周年を迎える現役セラピストが考える、ネームバリューについてです。(超主観的個人的な意見です)
必要か?という問に対して、
結論からいうと「どういう層をお客さんにしたいか」と、「自分がどういうセラピストになりたいか」による、です。
ここでいうネームバリューとは、
例えば「有名な権威ある資格を持っている」とか「セラピストの大会でメダルを取った」とかです。
ネームバリューのある資格や大会に出るべきか悩んでいる方へ
これからセラピストの資格を取ろうと思っている人は、ネームバリューのある資格を取った方がいいのか悩んでいるかもしれません。
セラピストになったはいいものの、集客をがんばるためにはセラピストの大会に出た方がいいのかしらと悩んでいるかもしれません。
結論「どういう層をお客さんにしたいか」と、「自分がどういうセラピストになりたいか」による
最初に言った通り考えるべきは、
- 「どういう人をお客さんにしたいか」
- 「自分がどういうセラピストになりたいか」
です。
例えば、マッサージの世界大会のメダリストの方のお客さんは、同業者の方がほとんどというお話を聞いたことがあります。
そういうセラピストの方は、相場よりも高めに値段設定をしていることがほとんどですが、確かに同業者からしたら、高い金額を払ってでもメダリストの施術を受けてみたい!という気持ちは分かりますよね。
金銭的に余裕のあるお客様や年に一度のご褒美的なお店の使い方をする方以外は、メダリストでなくても有名でなくても、そこそこ上手で普通くらいの金額のマッサージを求めているお客様の方が多数派かもしれません。
(あ、メダルをとっても良心的価格でやっていくんだ!という方もいるかもですね)
まあ、もちろんいろんな側面がありますが、ここだけ切り取ってみてもお客さんの違いが分かります。
目指すセラピスト像「どういうお客さんを施術していきたいですか?」
どういうお客さんを施術していきたいかで、目指すセラピスト像も見えてきます。
- セラピスト仲間を牽引していき、業界を盛り上げていくようなセラピストになりたいか
- 疲れた一般の方の日常的な癒しのセラピストになりたいか。
良い悪いではなく、自分にとって居心地の良いところはどこなのか。
ネームバリューを得るということが目的にならないように、その先にある自分の目的地を設定することが大切だと思います。
もちろんネームバリューがあれば、仕事の幅が広がるし集客にも役立つし、あるに越したことはないと思います。
そういった資格やメダルを取ることをモチベーションにがんばるのも楽しいと思います。
が、あえて今回は無くても全然やっていけまっせというお話もしていこうと思います。
かくいう私はノーネームバリューでやってます。笑
なぜうちを選んでくれたか、それが答え
マッサージ施術の他にスクールもやっているのですが、なぜうちを選んでくれたかを聞くと、
- 「ブログを読んで絶対この人から習いたいと思ってきました!」
- 「人柄が見えたからよかった!他は無機質な感じがした」
というような声をいただいたことがあります。
ネームバリューが無くても、そういったところに惹かれて選んでくれるお客様もいます。
そういうお客様は、ネームバリューよりも人柄や価値観やあたたかみなどを重視しています。
つまり、お客様の好みは千差万別で、売れるためには「こうでなければならない」という型はないと思っています。
逆に、私がお客さんの立場でサロンに行く際に、ネームバリューで選んだことはありません。
全くの無名で田舎のこぢんまりとしたサロンでも大好きなお店はいくつもあります。
結局、満足するかは相性なので。
それによっぽどのマニアでない限り、セラピストからしたら有名な資格だったりしたとしても、それがどれほどの価値があるかなんて知っているお客さんはほとんどいません。
マッサージ師とセラピストの違いも知らない人がほとんどです。
以上の理由から、あまりネームバリューにこだわる必要もないのかなーと個人的には思います。
まとめ
まとめると
- ネームバリューはあるに越したことはないが、なくても全然問題ない
- 考えるべきはどういう人をお客さんにしたいか?どういうセラピストを目指すか?目的地の設定が大切
です!
少しでも参考になれば幸いです。
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