セラピストという仕事をしたいな、と考えている人の中には。
- りらくるで働いてみたい…
- りらくるの研修ってどんな感じかな…
と気になっている方が、沢山いらっしゃると思います。
そこで、今回は。
私が以前、りらくるで働いていた経験を元に、実際に体験した「りらくるの研修」の話を中心にご紹介しますね☆
まずは、面接
面接に合格しないともちろん研修には参加出来ません。
でも、心配する事はありません。
やる気、覚悟さえあれば受け入れてもらえるはずです。
りらくるの場合、面接者の人数が多い場合などは、集団面接になるかと思います。
面接担当者によるかとは思いますが、かなり強く、一方的にひと通り説明されて、それでもやるかどうか、と、研修するしないは、本人の意思で決める形でした。
正直、とても私には無理そう、、怖い、、と面接担当者の方の話を聞いていて思ったのが第一印象です。
しかし、話を聞いて行くうちに、このくらい最初に厳しく言わないと中途半端な気持ちの人が来て大変なんだろうな、と感じました。
実際、私の時は5人の集団面接で、2人辞退していました。
とにかく一度やってみよう!
と、気持ちを奮い立たせて研修に参加する事を決意したあとは、いつ研修にこれるかスケジュールを立てます。仕事をしながら週に1〜2回の人、毎日来れる人、研修ペースは人それぞれ。
当然、毎日来れる人は、卒業するのも早いです。
私は、仕事をしながらだったのでかなりのスローペースでした。研修の間が空いてしまうと、やはり忘れてしまったりもあって余計に時間もかかります。
短い時間で、週に何度も通うよりも、長い時間確保出来る日を増やした方がしっかり覚えられると思います。
研修場所「りらくる研修センター」
各地域に何箇所か、りらくるの研修センターがあります。
その中から、自宅から通えるところを紹介してくれます。
ベットが1台だけ、2〜4台、10台など、研修センターの規模も様々。
大きな研修センターは、講師1人につき生徒の数が10人〜15人などかなり人数が多いので、なかなか細かくは教えてもらえない事もあるようです。
ですが、とにかく実際に施術を受けて、そしてやってみる、経験する事が必要なので様々なタイプの人がいる大きな研修センターは、とても良い練習になると感じました。
身体は細いけど、強押しの人、とにかく肩周りがかたい人、弱もみの人、様々な人がいます。こんな人の場合は…と、講師の先生は時に皆んなを集めて実際に施術しながら説明をしてくれます。
小さな研修センターでは、とにかくマンツーマンで指導してもらえる時間が多いのがやはり一番の魅力です。そして疑問に思った事をすぐに聞ける、というのは本当にありがたい事です。
ですが、大きな研修センターに比べると色々な経験が詰めない、、というのはあるかと思います。
研修内容と時間について
どの研修センターでも、講師の先生方はとても熱心で、親身になって教えてくれます。
最初に、ボディケア、足ツボ、ハンド、ヘッド…と実際にお客様役と施術者役を交互にしながら、段階を踏みながらすすんでいきます。
お店で使用するタブレット講習、予約を受ける時の電話応対や、ホワイトボードの予約チェックの書き方、接客の仕方など…細かく研修時間が組み込まれています。
全ての項目に合格すると、晴れて卒業、お店デビューです!
早い人は2〜3週間で、卒業、という人も。
私は、途中仕事が忙しく行けない月もあったりで、半年くらいかかってしまったと思います。
一応、期限は目安として決まっていますが、よほどの事がない限り、きちんと最後まで教えてくれるはずです。
私の研修初日
全く初めての分野、リラクゼーションという仕事。
りらくる研修初日は、かなり緊張していました。
人の身体にさわる、という事自体子供、家族以外にはなかなかしない事、しかもかなりの力を入れないときちんと圧もかからず、、。
こんなに体重を乗せてしまってもいいのか、痛くないのか、、とハラハラしていたのを思い出します。
研修者同士でペアを組んでお客様役、施術者役となり交互に部分的に繰り返し練習します。
沢山の人と組む為に30分から1時間単位くらいでペアを変えます!
お客様役は、もう普通に受けるだけと思っていましたが、いかに人によってリズム、押し方、力加減、気持ち良さがこんなにも違うのかとびっくりしました。
お客様への声のかけ方、タオルのたたみ方、タイマーの使い方、挨拶の仕方なども合間に教わりながら、
あっという間に、初日研修終わりました。
全く初めて人に対しては、専門用語も極力使わず、分かりやすく時にはジョークも混ぜて説明し、緊張をほぐしてくれました。
ちょっと出来るようになったからといって専門用語を並べるようなセラピストになってほしくない、と話していたのを思い出します。
なによりもまず大事なのは、「きちんと圧をかけてしっかりほぐせること」という言葉が印象に残っています。
- 気持ち良いリズムがあること
- 強弱をつけること
- どのタイミングで声をかけるか
- 声のトーン
- 移動するときの動き
- 手の形
- 立ち方
- 体重を乗せる方向
一つの動作でも気をつけるべき点が沢山ある事、そして日々の積み重ねが大切だということを、りらくるの研修で学ぶことができました。
どんな仕事でも同じですが、基本は大事ですね☆
気になる研修費用…「お金の話」
一切お金などはかからず、安心して研修を受ける事が出来ました。
中には、技術は覚えても接客がどうしても出来ない人もいたりします。
あっという間に卒業した人ほど、実際にお店に出ると続かずにすぐに辞めてしまう、指を痛めてしまう、という事もよく聞きました。
早く仕事をしたい、という気持ちも分かりますがやはりきちんと技術、接客を身につけることが一番の近道なんでしょうね。
研修が終わる頃には随分周りの人達とも仲良くなり、卒業した後も連絡を取り合ったり、良き仲間となっています。
研修編まとめ
では、りらくる研修編の最後に。
- 気をつけてほしいこと
- 良かったこと
の、2点に分けて、まとめてみますね!
気をつけてほしいこと
新しい事をはじめるのは大変な事です。
時には年下の人に横柄な態度を取られる事もあるかもしれません。酷い態度を取る人、挨拶が出来ない人、、口調が怖い人…感じの悪い人などなど、色んな人が集まります。
もちろん、普通に常識的な人も沢山いますよ!
でも、一部の人の為に不快な思いをする事もあるかもしれません。
最後まで気持ちよく研修出来るように、自分の目標をしっかり持って研修に望んでほしいです。
良かったこと
この仕事をしようという動機は様々でも、同じ時間研修期間を過ごした人達と同じ目標に向かって頑張れた事。
技術、知識はまだまだでも、きっかけを、チャンスを与えてもらえたこと、チャレンジする勇気を一歩踏み出す勇気を出せたこと。
仕事をしながらでも新しいチャレンジは出来る!
迷っている方、やりたいと思っているならぜひ勇気を出してチャレンジしてみてください。
きっと新しい世界、新しい自分に出会えるはず!
情報が古くなっている可能性もあります。最新の情報は、りらくる公式サイトよりどうぞ。